幸せを運ぶ絵本http://item.rakuten.co.jp/book/1613652/ クリスマスの飾りが煌びやかな夜の街角、仕事帰りに入った書店で一冊の絵本と出会いました。 『急行「北極号」』というタイトルの絵本。 これは「ポーラー・エクスプレス」という映画の原作でもあるようです。 急行「北極号」 クリス・ヴァン・オールズバーグChris Van Allsburg (著)、村上 春樹 (翻訳) http://item.rakuten.co.jp/book/1613652/ 素晴らしいイラストの数々が心の奥にまで染み入るよう・・・。 冬の訪れと共に かじかむように冷えていた心の中が、暖かな火で灯された想いがしました。 最近、このような感動を自分は少し忘れていたように感じます。 ちょっと心の温度が温かくなるだけで、目の前の風景がなぜかしら幸せな色彩に彩られているような気がしてくるのだから不思議です。 これからも、こうした感覚は大事にしたいと思います。 『ポーラー・エクスプレス』 http://item.rakuten.co.jp/s-premium/dl72973/ コチラの作品も素晴らしい映画です。 絵本を読んだだけで素敵な気分になれたと嬉しくなっていたら、ふと本棚の近くに一人の美しい人が見えました。 美しい人、というのはあくまで、そう感じたというだけの話です。 顔かたちや容姿が端正で女優さんのようなオーラを放っているとか、別にそういうことではなかったのです。 そういう意味では普通の人・・・なのに美しい人と感じてしまう。 このような感覚を何と説明すれば良いのでしょう。 その人自身が無意識のうちに発している幸せオーラみたいなものが、その場所の空気を美しく彩っている・・・上手く表現が出来ませんが、そのように感じました。 (この人なにか良いことでもあったのかな。それとも、これから素敵なことがあるのかな。あるいはもしかしたら僕のように絵本を読んで感動して幸せオーラに包まれているのあろうか) そんな風なことを想像したりしていたら、今度は別な本棚近くに視線が向かいました。 小さな子供と手をつないで歩いている母親が見えたのです。2人とも笑顔で歩いていました。 (あ、この人も幸せオーラに包まれている) そう思いました。 そんな風にしながら他の色々なスペーズを眺めてると、見知らぬ沢山の人々の表情が味わい深く感じられてきます。 さきほどに「美しい人」と感じた人だけでなく、行き交う人や静かに立ち読みをしている人、皆が温かいオーラに包まれているように感じはじめました。 あ、この人も、あの人も・・・。 不幸せそうな表情で歩いているように見える人が、僕の視界に入ってこないのです。 何でなのでしょう? 素敵な絵本を読んだりして自分の心が温かく幸せになっている時って、幸せオーラに包まれた人しか見えてこないものなのでしょうか。 それともクリスマスの飾りつけの綺麗さが皆の心に暖かな何かを与えているのでしょうか? 不思議です。 もうすぐ12月。 心に暖かい笑顔と栄養を取り入れるためにも、 これから色んな絵本に出会ってみようかなあと思います。 ルカの街並 2006.11.24の日記より ジャンル別一覧
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